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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/01/06 10:08, 提供元: フィスコ

粧美堂 Research Memo(8):株主還元は配当性向40%を目途

*10:08JST 粧美堂 Research Memo(8):株主還元は配当性向40%を目途
■成長戦略

2. 株主還元策
粧美堂<7819>は株主還元の基本方針として、配当性向40%を目途として、今後の利益成長に合わせて増配を積極的に行っていく予定である。この基本方針に基づいて、2025年9月期の配当(2025年9月26日付で期末5.00円上方修正)は前期比6.00円増配の28.00円(中間11.50円、期末16.50円)とした。配当性向は37.8%となる。そして2026年9月期の配当予想は前期比2.00円増配の30.00円(中間15.00円、期末15.00円)としている。4期連続増配で予想配当性向は42.6%となる。今後も業績拡大に伴って増配基調が期待できるだろうと弊社では考えている。

株主優待制度については、毎年9月30日現在の300株以上保有株主を対象として自社企画商品を贈呈する。また長期保有株主優待として、300株以上を3年以上継続保有している株主に対して自社オリジナルデザインのクオカード1,000円分を贈呈する。企業価値向上に向けたIR活動についても、アナリスト向け決算説明会や個人投資家向け会社説明会の開催、社長自らラジオ・WEB番組への出演などを通じて企業情報の発信を強化している。


コンタクトレンズ空容器回収などを推進

3. サステナビリティ経営
サステナビリティ経営については、コンタクトレンズを取り扱う企業として、使い捨てコンタクトレンズ空容器の回収を、大阪公立大学の学生エコサークル「環境部エコロ助」の協力を得ながら進めている。また、一般社団法人F・マリノススポーツクラブの新事業「SHIBA-Up」を横須賀市への寄附を通じて支援している。「SHIBA-Up」は、そのままでは海に流出して海洋プラスチックごみとなってしまう人工芝片を拾い集め、スポーツの現場で活用できるマーカーコーンなどにリサイクルする新事業である。また2025年2月には、社会貢献活動の一環として行われている美容専門スクール「ヴィーナスアカデミー」との産学共同プロジェクトにおいて、新ブランド「Bell LaFata(ベル ラファータ)」を開発した。


収益力向上施策の成果を評価、引き続き成長戦略の進捗状況に注目

4. 弊社の視点
同社は収益力向上に向けた「改革期」と位置付けた2019年9月期〜2021年9月期での「選択と集中」戦略により、社員1人当たり営業利益が飛躍的に増加するという成果を実現した。さらに「発展期」と位置付ける2022年9月期〜2026年9月期も、NB商品を中心とする商品単価の向上や付加価値の向上を推進した結果、営業利益は2025年9月期に14年ぶりに過去最高を更新した。こうした施策の成果により、特別なヒット商品や円高の恩恵がなくても利益率が上昇する事業基盤や収益構造を構築した形であり、この点を弊社では高く評価している。化粧品、化粧雑貨、服飾雑貨の市場は人気・トレンドの変化が激しいうえに、為替変動リスクにも注意が必要となるが、同社はニッチ分野シェアNO.1に向けた注力カテゴリーの商品開発・プロモーションの強化を推進している。こうした戦略の成果として収益力が一段と向上する可能性があり、引き続き成長戦略の進捗状況に注目したいと弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)


《MY》

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