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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/07/15 17:03, 提供元: フィスコ

米国株の上昇を映して半導体・AI関連株中心に買われ68000円台回復【クロージング】

*17:03JST 米国株の上昇を映して半導体・AI関連株中心に買われ68000円台回復【クロージング】
15日の日経平均は大幅続伸。1008.01円高の68751.51円(出来高概算21億1000万株)と終値ベースでは10日以来3営業日ぶりに心理的な節目の68000円台を回復して取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを映して、半導体・AI関連株中心に買い戻しの動きが続き、取引開始後には68765.73円まで上昇した。ただ、上値では利益確定売りが出て、前場中頃にかけては上げ幅を縮めたものの、韓国総合株価指数(KOSPI)が一時8%超上昇したほか、時間外取引でのナスダック100先物もじり高歩調となっていたこともあり、テック株への押し目買い意欲は強く、後場中盤には68798.24円まで上値を伸ばした。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、非鉄金属、証券商品先物、ガラス土石、電気機器など22業種が上昇。一方、鉱業、情報通信、小売、空運など11業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、キオクシアHD<285A>、イビデン<4062>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、ベイカレント<6532>、コナミG<9766>が軟調だった。

前日の米国市場は、6月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、早期の利上げ観測が後退したことから主要株式指数は上昇。なかでもSOX指数は2.5%超の上昇となった。この流れを受け、東京市場もテック株中心に買い意欲が強まり、日経平均の上げ幅は一時1000円を超えた。個別では、ゴールドマン・サックスなど米金融大手の好決算を背景にメガバンクなど金融株にも投資資金が向かったほか、北陸新幹線の未着工区間の延伸ルートで、「桂川案」選定との報道が出たことから、建設株にも物色がみられた。さらに、蘭半導体製造装置大手ASMLの決算を受けて、レーザーテック<6920>が一時約2週間ぶりに5万円の大台を回復した。一方、米IBMに連動する形でソフトウエア関連株には売りが目立った。

中東情勢に絡んでは、トランプ米大統領がホルムズ海峡の通航料発言を撤回したものの、依然先行き自体は不透明なままだ。また、月末にかけては主要企業の2026年4-6月期決算の発表が本格化するため、業績動向を確認してから買いに動いても遅くはないと考える向きも多い。一方、日経平均は「25日移動平均線水準である69000円台を目指す動きになっていく」と強気な声も聞かれ、市場マインド自体は過度に様子見といったムードではないだろう。半導体・AI関連の影響で指数の見た目の値幅は出ざるを得ないが、本質的には目先的に値固め的な局面となりそうだ。


《CS》

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