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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/07/28 12:30, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):アドバンテス、スクリーンHD、ブルーイノベなど*12:30JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アドバンテス、スクリーンHD、ブルーイノベなどアドバンテス<6857>:10630円(-865円) 大幅反落。UBS証券では、目標株価を6400円から9000円に引き上げているものの、投資判断は「ニュートラル」から「セル」に格下げしている。株式市場での期待値が高まっているカスタムASIC需要に対して、UBSでは否定的に捉えているもよう。25年度、26年度の営業利益は、コンセンサスに対してそれぞれ7%、14%低い水準としているようだ。四半期ベースでも、第1四半期をピークに、今後は漸減していくと予想しているもよう。 スクリーンHD<7735>:11380円(-840円) 大幅続落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は244億円で前年同期比12.2%減となり、市場予想を50億円程度下振れる着地になっている。通期予想は1170億円、前期比13.8%減を据え置き、コンセンサスは1240億円程度であり、保守的に計画は策定とされていたことからも、市場では小幅な上方修正の期待があったとみられる。なお、12月16日にはIR Dayを開催する予定となっているようだ。 ミスミG<9962>:2240円(+123.5円) 大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は96億円で前年同期比18.6%減となり、通期予想は従来の435億円から429億円、前期比7.7%減に下方修正だが、Fictiv連結前ベースでは、逆に479億円に上方修正する形となっている。需要は想定以上に底堅いもよう。また、発行済み株式数の6.19%に当たる1700万株、250億円を上限とする自己株式の取得実施も発表している。 ファナック<6954>:4438円(+218円) 大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は424億円で前年同期比28.7%増となり、未定としていた通期予想も1595億円、前期比0.4%増の見通しと公表している。第1四半期はコンセンサスを50億円近く上回り、通期予想も保守的な為替前提などを考慮すれば、市場の期待値以上であったとみられる。受注高は前年同期比4.0%増の2059億円であり、FA部門の伸長などで市場想定の範囲内であったとみられる。 ホギメディ<3593>:4660円 カ - ストップ高買い気配。Mergermarketの有料会員向け英文記事の配信において、同社が非公開化を検討している旨の報道があったもよう。会社側では、非公開化の検討を含めた企業価値向上に向けた様々な可能性を検討しいるが、現時点で決定した事実はないとコメントしている。市場ではTOBプレミアムを期待する動きが優勢になっているようだ。なお、先週末には第1四半期決算も発表、営業利益は前年同期比29%の減益になっている。 ランサーズ<4484>:248円(+28円) 急騰。取締役会でワンズパワーの発行済株式の100%を取得し連結子会社化することについて決議し、株式譲渡契約を締結したと発表し、好材料視されている。今回の連結子会社化により、戦略的なコンサルティングからシステム開発までを一貫して提案可能となり、より付加価値の高いサービス提供が実現できるとしている。また、同社に登録するフリーランス人材がワンズパワーの開発プロジェクトに参画することで、フリーランス・データベースの活用機会を広げ、両社の成長を加速させるシナジーを創出するとしている。 アライドアーキ<6081>:248円(+17円) 大幅反発。SNS投稿などから消費者インサイトを抽出するAI技術の特許を出願した。今回出願した特許技術は、SNS上の消費者投稿から消費者が商品・サービス・ブランドを想起するきっかけや状況を示すCEPs(カテゴリーエントリーポイント)を、AIによって自動的に抽出・分析する「情報分析装置、情報分析方法、およびコンピュータプログラム」である。今回の特許技術を含む独自のAI技術とデジタル・AI人材を組み合わせた統合ソリューションにより、企業のマーケティングAX実現を加速する。 ブルーイノベ<5597>:2631円(+401円) 大幅続伸、年初来高値更新。大阪府富田林市で屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」を活用した下水道点検技術の検証を実施したと発表した。国土交通省の「老朽下水道の緊急重点調査」を受けた社会的背景のもと、特に硫化水素や流水などにより人力調査が困難な管路において、安全性と効率性を両立する新技術の導入可能性を検証することを目的とし、府内約15の自治体から行政関係者が参加、現場における技術の有効性を確認した。今後、富田林市を含む府内自治体とのモデル事業化や導入支援の協議を進めていく。 《ST》 記事一覧 |