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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/09/10 18:06,
提供元: フィスコ
株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(6)
*18:06JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(6)
ヘッドウォータース<4011>
また、人材採用についてですが、中間地点で純増50名となっており、これはほぼ予定通りです。年間80名増員という計画に対して、順調に推移しています。
そして、私が言うのもなんですが、非常に「いい奴ら」が集まってきています。事業の成長に伴って、年間の給与上昇率も2桁に達しており、会社全体としても非常に活気があります。
私自身、やはり「いい仲間」と「いい仕事をしたい」という思いがあります。たとえテクノロジーに詳しく、技術力があり、経験も豊富であったとしても、人の悪口を言ったり、他人を批判したり、ポジショントークをしたり、「自分だけ良ければいい」といった考えの人は、当社では一切採用しないという方針を取っています。最終的に、そうした人がいること自体がストレスになってしまい、会社の成長や正当な評価といったものを阻害してしまいます。たとえ一見「優秀そう」に見えても、会社にとってマイナスとなる人材は採用しないというのが基本方針です。
そうした方針もあって、人間関係が非常に良好で、気持ちよく仕事ができる環境になっており、実際に良い人材が多く集まってくれています。また、リファラル(社員紹介)による採用も順調に進んでおり、採用コストを抑えながらも、必要な人数を確保できている状況です。
売上高の季節性変動についてです。
毎年、期の始まりにはどうしても仕事が取りづらく、第一四半期はそこそこ良くても、第二四半期で一旦落ち込み、第3四半期・第4四半期にかけて再び売上が上がってくるというパターンが多く見られました。
しかし、先ほどお話ししたクロステックハンズオンワークの取り組みにより、大企業の内部に我々のメンバーが常駐することで、年間予算をしっかり確保できるようになり、ストック型に近い安定した収益を得ることができています。こうした取り組みを積み重ねていくことで、本年度に関しては季節性の変動を回避し、売上が順調に伸びていく形を実現できている状況です。
経営指標1になります。
まず、サービス別の売上についてですが、基本的にAIエージェントをはじめとするAI関連事業が非常に伸びているということが言えます。
アライアンス戦略においては、マイクロソフト様やソニー様などと協業し、さまざまなソリューションの開発を進めております。これらのアライアンス先からの紹介も非常に順調に増加しています。
また、スライドに記載のあるとおり、従業員数およびAIエンジニアの推移についても、AIエージェント関連のプロジェクト数が急増していることから、AI分野の人員が急速に拡大しています。それに伴い、社内でのAIエンジニア育成も進んでおり、AI技術を有する人材の数が順調に増加している状況です。
経営指標2になります。
まずサービス別の案件比率や案件数ですが、案件数自体は横ばいです。ただ、売上が非常に伸びているため、1件あたりのプロジェクト単価が大きくなっているという状況です。さらに、基本的には年商1兆円以上の企業にクライアントを絞ってサービスを提供しているため、1社あたりの売上が伸びているということになります。こういった点が、こちらのグラフに示されております。
成長戦略の進捗状況についてです。
まず第一に、AIエージェント、AI駆動開発の推進が挙げられます。このAI駆動開発というのは非常に重要で、今後も最上流のエンジニアはしばらく必要とされるでしょうし、お客様の現場に入って一緒に作業をするような、いわゆる「クロステックハンズオンワーク」的なフィジカルな対応も、当面は人間が担わなければならない分野だと考えています。
一方で、コーディングやある程度の設計、作業の一部といった業務については、今後AIに置き換わっていく領域だと認識しています。そうした変化に対応できなかった会社は、いずれこの業界から脱落していくことになるでしょう。
我々は現在、社内でも全力でAI駆動開発を導入していますし、お客様にも積極的に提案しています。社内導入においては、最大で90%の工数削減が可能な作業もあり、AIを使うことで30〜90%程度、作業効率が上がることがすでに実証されています。今後半年から1年にかけて、これを全社の全プロジェクトにいかに普及させていくかが、我々の最大のテーマとなっています。
外部リソースの活用についてです。いわゆるアライアンス戦略に関しては、マイクロソフト様を中心とした大手企業との連携が進んでおり、そこから新たなお客様をご紹介いただいています。先ほどのグラフにもあったとおり、こうしたアライアンス経由の案件獲得は非常に順調に推移しています。
ストック収益の向上についてです。
1つ目は、「半ストック」として、お客様企業の内部に深く入り込み、一緒に事業を推進する「クロステックハンズオンワーク」の提供です。2つ目は、後ほど触れますが、ライセンス提供型のビジネスモデルを通じたストック収益の獲得。3つ目は、業務提携先であるBBD イニシアティブ社とのリカーリング型サービスの提供です。これにより、ストック収入を増やしていくことを狙っています。
株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(7)に続く
《KM》
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