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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/08/27 18:00,
提供元: フィスコ
27日の香港市場概況:ハンセン1.3%安で続落、不動産や医薬の下げ目立つ
*18:00JST 27日の香港市場概況:ハンセン1.3%安で続落、不動産や医薬の下げ目立つ
27日の香港市場は、主要85銘柄で構成されるハンセン指数が前日比323.16ポイント(1.27%)安の25201.76ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が128.40ポイント(1.40%)安の9020.26ポイントと続落した。売買代金は3713億7610万香港ドル(約7兆598億円)に拡大している(26日は3178億7090万香港ドル)。
米関税政策の不透明感が重しとなる流れ。米政府は27日、ロシア制裁の一環として、同国産の原油を輸入しているインドに対し25%の追加関税(最大合計50%)を発動した。ロシア産原油は中国も輸入しているため、関税交渉が厳しいものになると不安視されている。また、トランプ米大統領は25日、韓国大統領との会談中に、中国がレアアース(希土類)磁石の米国向け輸出を再び止めれば「200%関税」を課すことになると記者団に述べた。朝方公表された中国工業企業の利益総額は今年1〜7月に前年同期比1.7%減となり、1〜6月の1.8%減から減少幅がやや縮小。相場に与える影響は限定された。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、不動産管理サービスの華潤万象生活(1209/HK)が9.1%安、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が6.4%安、中枢神経疾患・がん治療薬主力の翰森製薬集団(3692/HK)が5.7%安と下げが目立った。
セクター別では、中国の不動産関連が安い。華潤万象のほか、中国金茂HD(817/HK)が8.2%、遠洋集団HD(3377/HK)が5.5%、万科企業(2202/HK)が5.3%、融創中国HD(1918/HK)が5.0%ずつ下落した。
医薬セクターも急落。石薬や翰森のほか、北京同仁堂科技発展(1666/HK)が7.5%安、三生製薬(1530/HK)が6.2%安、緑葉製薬集団(2186/HK)が5.5%安で取引を終えた。
半面、人工知能(AI)技術関連は物色される。商湯集団(センスタイム・グループ:20/HK)が8.9%、北京第四範式智能技術(6682/HK)が5.8%、創新奇智科技集団(2121/HK)が0.7%ずつ上昇した。政策支援の動きが期待される。中国の国務院(内閣に相当)は26日、今後10年間のAI戦略をまとめた「『AI+』行動のさらなる実施に関する意見」を発表した。
本土マーケットも続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.76%安の3800.35ポイントで取引を終了した。金融が下げを主導し、不動産、エネルギー、消費関連、医薬、自動車、インフラ関連、公益、素材、運輸なども売られた。半面、ハイテク関連は急伸している。
亜州リサーチ(株)
《CS》
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