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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/26 12:33,
提供元: フィスコ
京葉瓦斯 Research Memo(3):主力事業は都市ガスの製造・供給・販売
*12:33JST 京葉瓦斯 Research Memo(3):主力事業は都市ガスの製造・供給・販売
■事業概要
1. エネルギー
(1)ガス事業
京葉瓦斯<9539>は、千葉県北西部(市川市・船橋市・松戸市・柏市・鎌ケ谷市・浦安市・白井市など)を主な供給区域として、都市ガスの製造・供給・販売を行っている。連結子会社の京和ガス(株)は、同社からガスの卸供給を受け、同県流山市を主な供給区域として都市ガスを供給・販売している。同社のガス事業は売上高の4分の3を占める主力事業であり、東京のベッドタウンとして人口密度が高く、人口が増加傾向にある地域を供給地盤としている点が特長である。高い成長性を支える地盤であり、導管輸送の効率も高い。また、集合住宅も多いことから、毎月行われる検針や4年に1回行われる検査の効率もよい。
調達元は主として東京ガス<9531>で、そのほかに都市ガスの原料であるLNGを燃料として輸入する東京電力ホールディングス<9501>(東京電力)や千葉県産の天然ガスもある。3ルートとも品質に差異はない。ただし、東京ガスからは製品として調達できるのに対し、東京電力からは液化石油ガス(LPG)で熱量調整が必要となり、コストに影響が生じる。また、円安局面では千葉県産天然ガスが相対的に有利となるものの、採掘制限があるため利用できる量には限りがある。一方、販売単価は、競争があるためコスト上昇を即座に反映しにくい状況にある。都市ガスの小売自由化後も、ガス導管については依然として地域ごとの既存事業者が独占的な地位を維持している。同社の供給区域にも日本瓦斯<8174>(ニチガス)やENEOS(株)といった新ガス事業者が参入したが、現在は事業環境の変化もあって新規事業者による参入は落ち着いている。
持分法適用関連会社のなのはなパイプライン(株)は、同社の将来にわたる原料調達の安定化を目的にガス導管の運営を行っている。また、同社が製造するガスの原料の一部は、その他の関係会社(大株主)の(株)南悠商社から仕入れている。
(2)電力小売事業
同社と京和ガスは、主として都市ガスの顧客を対象に、新電力事業者として電気の販売を行っている。ガスと電気をセットにすることで、顧客に値頃な価格を提示できる。また、同じ請求システムを使用することでコストシナジーを創出している。事業者向けには、価格に加えてガスと電気のベストミックスも提案している。電力小売事業は制度変更が多く、価格変動が運営リスクとなる特徴がある。足元で状況は落ち着きを見せているものの、2022年には燃料価格の急騰を背景に調達コストが大きく上昇するなど、近年の事業環境は厳しい状況が続いている。
2. ライフサービス
ライフサービスでは、同社と京和ガスが、都市ガス事業に関連してガス機器の販売や工事を行っている。同社が販売するガス機器の一部は、持分法適用関連会社の京葉住設(株)から仕入れている。また、「ハウスクリーニング」、ガス機器や水回りの「まるごとサポート」、リフォームサービス「クラシモ」など、顧客の“くらしのかかりつけ”を担う「くらしサポートサービス」も展開している。
3. リアルエステート
連結子会社の京葉ガス不動産(株)は不動産の賃貸などを手掛け、同社も京葉ガス不動産から事務所建物の一部を賃借し、土地の一部を賃貸している。不動産事業は賃貸収入が中心となる安定的な収益構造が特徴である。同社は、かつて主力工場であった市川工場の跡地(約3.8ヘクタール)を活用し、複合開発事業「リーフシティ市川」を手掛けている。
「リーフシティ市川」では2023年12月にコンビニエンスストアが開店し、2025年5月に賃貸マンション「リーフシティ市川 ザ・レジデンス(9階建て235戸)」、同年7月に健康増進型・賃貸シニアレジデンス「オウカス リーフシティ市川(10階建て181戸)」が竣工した。2026年春には、開発区域中心部の約7,000平方メートルの敷地に2階建て延べ床面積約9,700平方メートルのイオンリテールの商業施設「(仮称)イオンスタイル市川南」が開店する。同年末には定借分譲マンション「リーフシティ市川 ザ・タワー(29階建て674戸)」が竣工する予定である。さらに、地域住民の交流促進を目的に、中央広場・運動場、地域貢献施設の整備も予定している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)
《HN》
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