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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/09/08 14:06,
提供元: フィスコ
ハッチ・ワーク Research Memo(6):2025年12月期中間期も月極イノベーション事業が成長を堅持(1)
*14:06JST ハッチ・ワーク Research Memo(6):2025年12月期中間期も月極イノベーション事業が成長を堅持(1)
■ハッチ・ワーク<148A>の業績動向
1. 2025年12月期中間期の業績概要
2025年12月期中間期の業績は、売上高1,338百万円(前年同期比15.0%増)、営業利益171百万円(同96.5%増)、経常利益187百万円(同169.7%増)、中間純利益122百万円(同169.7%増)と増収及び大幅な増益となった。月極イノベーション事業においては、ハトマーク支援機構との事業提携や神戸市との月極駐車場の「災害ステーション」としての利活用に関する協定締結などを背景にした営業活動により、「アットパーキング」及び「アットパーキングクラウド」の全国規模での認知度が向上した。また、新たなシェアリングサービス「アットパーキングウィークリー」、カーシェアリング拠点開発支援などのサービス拡充により、APクラウドサービスの契約管理会社数は増加し、APクラウド登録台数は2025年6月末時点で同20.5%増と伸長した。その結果、管理会社から収受するシステム利用料、駐車場利用者から収受する決済手数料、滞納保証料といったストック型収益が着実に積み上がり、月極イノベーション事業の売上高は836百万円(同23.2%増)、ARRも1,272百万円(同29.8%増)と引き続き高い成長を堅持した。ビルディングイノベーション事業は、新規出店の抑制に加えてシェア会議室の一部閉鎖もあったが、料金改定や稼働率の上昇により売上高は497百万円(同2.5%増)と微増となった。損益面においては、先行投資を続けてきた「アットパーキングクラウド」のコストが落ち着くとともに、ストック型収益が限界利益として積み上がったため、売上総利益率は60.5%と前年同期を2.7ポイント上回り、売上総利益は同20.5%増加した。事業の拡大に伴い、人件費、宣伝広告やカスタマーサービスの業務委託費などの増加により販管費も同9.2%増加したが、売上総利益の増加で吸収し、営業利益は前年同期の約2.0倍に成長した。また、前期に入金予定だった東京都の補助金20百万円を期ずれで営業外収益に計上したため、経常利益は前年同期の約2.7倍となった。
2. 事業セグメント別動向
(1) 月極イノベーション事業