トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/06/28 15:23,
提供元: フィスコ
米国株式市場見通し:エヌビディアの株価動向やFRB高官発言などを注視へ
*15:23JST 米国株式市場見通し:エヌビディアの株価動向やFRB高官発言などを注視へ
今週末の米国市場では、S&P500が約4カ月ぶりに、ナスダック指数が約半年ぶりに、それぞれ史上最高値を更新している。地政学リスクの後退に加えて、FRBの利下げペース加速期待などからリスクオンの流れが強まる形となっており、AIへの熱狂再燃も上昇相場を支えている。来週は雇用統計の発表を控えているが、景気の緩やかな鈍化が確認されれば、一段の利下げ期待へとつながる余地もあろう。
今週には、タカ派とみられていたボウマンFRB副議長が7月利下げを主張し始めているが、来週もグールズビー・シカゴ連銀総裁やボスティック・アトランタ連銀総裁の講演などが予定されており、9月利下げ開始の確度の高まりが注目される。なお、ボスティック総裁は今週のインタビューにおいて、FRBは早期の利下げを行う必要はないと述べている。
今週末にはトランプ大統領がカナダとの通商交渉の「即時終了」を表明し、一時株価が軟化する場面も見られている。7月9日を期限としている相互関税の一時停止措置については延長される可能性が高いものの、依然として関税政策の行方には不透明感が拭い切れない。全体市場の動向に対する影響度があらためて強まっているエヌビディアに関しても、4月安値からは約7割の上昇、今週1週間でも約10%の上昇と短期的な過熱警戒感が強まっている。来週末には独立記念日の休日を控え、徐々に様子見ムードが広まっていくとみられるほか、新たな四半期に入ることでリバランスの動きも強まる可能性があり、いったんは株高の小休止を視野に入れることも必要と考える。
経済指標は、30日に6月シカゴ購買部協会景況指数、7月1日に6月ISM製造業景気指数、5月JOLTS求人件数、6月自動車販売台数、2日に6月ADP雇用統計、3日に5月貿易収支、6月雇用統計、5月製造業受注、6月ISM非製造業景気指数などが予定されている。なお、4日は独立記念日のため米国市場は休場となる。
企業決算は、30日にカンディテクノロジーズ、7月1日にコンステレーションブランズなどが予定されている。
《AN》
記事一覧
2025/06/30 12:05:TrueData Research Memo(5):2026年3月期売上高2,000百万円目指す。期中に次期中計発表予定
2025/06/30 12:04:TrueData Research Memo(4):2026年3月期は増収増益見通し。中計最終年度の目標達成目指す(2)
2025/06/30 12:03:TrueData Research Memo(3):2026年3月期は増収増益見通し。中計最終年度の目標達成目指す(1)
2025/06/30 12:02:TrueData Research Memo(2):2025年3月期は減収減益も、顧客開拓とカスタマーサクセス強化が進行
2025/06/30 12:01:TrueData Research Memo(1):2025年3月期は減収減益も、2026年3月期は増収増益の見通し
2025/06/30 11:39:レーザーテック---昨年11月以来の2万円台を回復
2025/06/30 11:38:注目銘柄ダイジェスト(前場):ヨシムラフード、ナガイレーベ、日駐など
2025/06/30 11:25:オリンパス---大幅反発、FDAの指摘事項に迅速に対応と声明
2025/06/30 11:24:日駐---大幅続伸、自己株式の取得実施などを発表
2025/06/30 11:24:ナガイレーベ---大幅続伸、創業110周年記念配当を実施へ
2025/06/30 11:23:ヨシムラフード---大幅反発、中国政府が日本産水産物の輸入を再開
2025/06/30 11:22:オークワ---大幅続落、第1四半期営業黒字転換も目先の出尽くし感先行
2025/06/30 11:22:大阪ガス:持続可能な社会の実現に貢献する強みを多数保有、2030年度に経常利益2,000億円を目指す
2025/06/30 11:10:この記事は削除されました
2025/06/30 11:08:インフォメティス---ストップ高買い気配、世界初の機器分離推定技術(NILM)に関する国際標準規格が発行
2025/06/30 11:08:萩原電気HD Research Memo(8):2026年3月期も年間配当185円(配当性向46.1%)を予定
2025/06/30 11:07:萩原電気HD Research Memo(7):中期経営計画「MNV2026」を推進中、「稼ぐ力」を一段と強化する
2025/06/30 11:06:萩原電気HD Research Memo(6):2026年3月期は不透明感強いが、前期比5.4%の営業増益予想
2025/06/30 11:05:萩原電気HD Research Memo(5):デバイス事業は増収微増益、ソリューション事業は増収減益
2025/06/30 11:04:萩原電気HD Research Memo(4):2025年3月期は新規商流等もあり前期比14.9%の増収