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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/06/03 07:48,
提供元: フィスコ
NYの視点:米4月JOLT求人件数は2年ぶり高水準、自主退職者数は6年ぶり低水準に落ち込みドルまちまち
*07:48JST NYの視点:米4月JOLT求人件数は2年ぶり高水準、自主退職者数は6年ぶり低水準に落ち込みドルまちまち
米労働統計局が発表した米民間部門の雇用統計となるJOLT求人件数の4月分は761.8万件と、2024年3月以降ほぼ2年ぶり最高となった。プロフェッショナル、ビジネスサービスセクターの求人が急増し、3年ぶり高水準となり、全体指数を押し上げた。求人件数率は4.6%と、24年11月来で最高。雇用削減者数は169.2万人と、予想を下回り1月来で最低となった。労働市場の今年の需要は2025年のほぼゼロ成長から安定した伸びを見せている。離職、一時解雇率は1.1と、2カ月連続で上昇後、低下。
一方、市場のエコノミストが労働市場判断のために特に注視している自主的退職率は1.9%と、予想外に3月2.0%から低下。自主退職者数は297.7万人と、2020年8月以降ほぼ6年ぶり低水準に落ち込み、雇用者の労働市場への自信が大きく後退した証拠も見られる。
1失業者に対する求人件数は1.03と、3月の0.95から増加。しかし、依然、パンデミック前の水準には満たず。ピークとなった2022年には1失業者に対し、求人件数は2件だった。
求人件数が2年ぶり高水準となり、労働市場下方リスクが低下したものの、セクターが集中していることや、離職者の少なさなどから、労働市場の勢いは抑制されている。タカ派として知られるハマック米クリーブランド連銀総裁は、労働市場のデータが安定している一方で、高インフレに懸念を表明。速やかに対処する必要性に言及した。ただ、現時点では、政策据え置きが正当化される結果と見られる。短期金融市場の年内の利上げ確率は7割でほぼ変わらず、ドルも当面、方向感を探る展開が予想される。
■4月労働市場ダッシュボード
求人件数率:4.6%(3月4.2%)
雇用削減率:1.1%(予想1.2%、3月1.2%)
自主的退職率:1.9%(予想2.0%、3月2.0%)
採用率:3.2%(3月3.5%)
失業率:4.3%(3月4.3%)
不完全雇用率(U6):8.2%(3月8.09%)
非農業部門雇用者数:+11.5万人(3月+18.5万人)
平均時給:前月比+0.2%、前年比+3.6%(3月+0.2%、+3.4%)
《CS》
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