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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/08/25 16:05, 提供元: フィスコ

豊和工、ピクセルCZ、芝浦機など


<7966> リンテック 3470 +210大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も3330円から4300円に引き上げた。26年3月期営業利益は225億円から257億円に上方修正。韓国サムスン電子の汎用DRAMの7-9月期の出荷改善に伴い、同社半導体テープの需要回復の確度も高まると予想。また、粘着紙・粘着フィルムを行う米国子会社も、値上げが寄与し7-9月期から営業損益改善が見込めると分析している。

<2743> ピクセルCZ 205 +50ストップ高。経営体制の刷新を発表。再発防止策の再検討および特別注意銘柄指定措置に対する改善計画の検討を進めるなかで、代表取締役の異動および取締役の交代による経営体制の刷新が必要であると判断。今後は新代表取締役の元で業績立て直しを図っていく。また、福島県で整備が進められている大熊中央産業拠点内のデータセンター施設において、ネットワーク機器設置工事の発注を行うことを決定などとも発表した。

<6203> 豊和工 1512 +275急騰。先週末に提出された大量保有報告書によると、fundnoteが5.66%を保有する大株主になったことが明らかになっている。fundnoteは、著名投資家である井村俊哉氏が共同創設した投資顧問会社の助言を受けるファンドを手掛けており、これまで川田テクノロジーズや大末建設などに投資実績があるもよう。保有目的は、信託財産運用とされているが、重要提案行為を行うに変更する場合もあるとしている。

<9610> ウィルソンLW 200 +50ストップ高比例配分。新ビジョン「成長モデル『L+ETC構想』を通じて時価総額100億円企業を目指す」と発表。1.ウィルソン・ラーニング for Kids、大学院との単位互換、2.AIの徹底活用、生成AIを活用したAIティーチャー、学びのDXを加速、3. HRコンサルティング強化、戦略・ITコンサルティング事業への展開などの成長ドライバー軸に数値目標実現を目指す。3年で売上高50億円などが目標。

<7087> ウイルテック 1067 +150ストップ高比例配分。配当方針の変更、並びに、株主優待制度の導入を発表した。配当性向30%目安に変更はないが、減配せずに持続的かつ安定した配当を実施していくとしている。また、3月末、9月末の300株以上保有、6カ月以上保有株の株主を対象に、それぞれkids smile QUOカード 5000円分を贈呈するとしている。なお、今9月末株主には保有期間に関わらず300株以上保有する株主が対象となる。

<4543> テルモ 2628 -110.5大幅続落。移植用臓器を保存する「臓器保存デバイス」のイノベーターである英国のOrganOx社の株式を総額約 15億ドルで取得し、完全子会社化すると本日発表。OrganOx社の肝臓用NMPデバイスは、これまで6000例以上の肝臓移植で利用実績があり、リーディング・プレイヤーの地位を確立している。24年12月期純利益は7531千ポンドのもよう。ただ本日は、資金負担増を懸念する動きが先行したようだ。

<1911> 住友林 1775.5 +102大幅反発。先週末のジャクソンホール会合でパウエルFRB議長が9月の利下げ実施を示唆し、米長期金利が低下する動きとなっている。米国住宅市場の先行き期待へとつながっているもようだ。米国市場でもDRホートン、KBホームズ、レナーなどの住宅関連銘柄が揃って急騰している。同社は米国戸建て事業で高い利益率を誇り、同市場の動向が業績に及ぼす影響は大きくなっている。

<5332> TOTO 4084 +316大幅反発。31年3月期までに米州事業の売上高を25年3月期比4割増の約1000億円に引き上げると報じられている。温水洗浄便座「ウォシュレット」など主力の衛生陶器の需要が旺盛であり、今後はウォシュレットの現地生産も検討するようだ。中国事業の不振が続くなかで先行き懸念も強まっていたが、米国市場では高付加価値品の成長も見込めるため、今後の展開力への期待が高まる方向に。

<6104> 芝浦機 4310 +410急伸。先週末に提出された大量保有報告書によると、香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが5.23%の株式を保有する大株主になったことが明らかになった。保有目的は、ポートフォリオ投資および重要提案行為とされている。オアシス・マネジメントはアクティビストとして知られ、今後の株主価値強化策につながっていくとの期待が先行。同社は過去にも旧村上ファンド系から資本効率引き上げ策を要求されていた。

<9984> ソフトバンクG 15405 +525大幅続伸。注目されていた先週末のジャクソンホール会合において、パウエルFRB議長は労働市場のリスクの高まりに言及し、政策スタンスの調整を正当化する可能性があると発言。9月の利下げを示唆する形となっている。足元では利上げ期待が幾分後退していたこともあって、先週末の米国市場ではナスダック市場も上昇。含み資産の過度な減価懸念も後退し、同社株も連れ高する展開になっている。


《ST》

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